大手電機メーカーで20年間、オーディオ機器を設計し続けたエンジニアが、
自ら設計した本格試聴ルームで、その違いをお見せします。
どれほど優れた機器を揃えても、部屋の音響特性が悪ければ、それは無力です。音の8割以上は壁・床・天井に反射してから耳に届き、その過程で音質は大きく変化します。
部屋の寸法によって決まる固有の周波数で、音が壁と壁の間を往復して「溜まる」現象。低音のモワつき・ブーミーな響きの主な原因です。
定在波を詳しく知る →スピーカーから出た音が、側壁・天井・床に一度だけ跳ね返って耳に届く「最初の反射音」。直接音とのわずかな時間差が音像の定位を乱し、明瞭さを損ないます。
初期反射を詳しく知る →音が鳴り止んだ後に部屋に残り続ける響き。残響時間が長すぎると音が濁り、楽器の分離が失われ、歌詞や音の細部が聞き取りにくくなります。
残響を詳しく知る →正しく設計された部屋では、スピーカーから出た直接音と、コントロールされた反射音だけがリスニングポジションに届きます。
▲ 音響設計されたリスニングルームのレイアウト例。直接音・反射音・吸音処理の配置。
自宅に設計した本格リスニングルーム・ホームシアターで、「正しく設計された音響空間」が音楽・映像体験をどれほど変えるかを、実際に体験していただくことができます。